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お知らせ

【ワークショップ】~蔵々窯de陶芸教室@維和島~を開催しました

 10月19日(木)に、『蔵々窯de陶芸教室@維和島』を開催しました。今回で12回目となる上天草市移住者女子会(※1)は、ワークショップ形式での開催です。天草陶石で有名な天草地域は有数の焼き物の産地です。ここ上天草市にもいくつか窯元があり、その中の一つ「蔵々窯」さんにワークショップをお願いしました。

蔵々窯外観写真.JPG 維和島は、大矢野島から西大維橋と東大維橋、2つの橋を渡っていきます。ここ維和島のてっぺんにある桜花公園は、四季折々の草花が楽しめ、のどかな鳥の声が聞こえる素敵な場所です。この公園の敷地内にひっそり佇むのが蔵々窯です。

 開始までの間、先に到着した参加者の皆さんをギャラリーに案内。こちらに置いてあった他の体験者さん達の焼きあがった作品を眺めながら、今日作る作品のイメージを膨らませていただきました。

事前体験風景.JPG 実は私たちスタッフも今回のワークショップ開催に向けて、段取り確認のために1か月前に陶芸体験をしてまいりました!好きな形にし(成形といいます)終わった時には"うぅ~センスない"と思っていても、焼きあがった(焼成といいます)完成品を受け取った時には目がキラキラ~☆"味がある!我ながら悪くないぞ"(笑)という満足感があったので、ぜひ参加者の皆さんにもそんな喜びを味わっていただけたらなぁと願いつつ準備しました。



 参加者が揃ったところですぐ隣の作業部屋へ移動し、さっそくワークショップ開催です。講師をお願いした蔵々窯の許斐(このみ)さんから自己紹介していただきましたが、なんと許斐さんはもともと絵描きさんを志していたそうで油絵を描いていたそうです。陶芸の道へ進むまでに様々な経験をし、そのセンスを磨かれていたんだなと思いました。

 まずは許斐さんから粘土について説明。土と磁器が半々の粘土を使いますが、粘土は扱いやすく磁器と陶器の性質を持ち併せているそうです。次に「たたら成型」における基本的な成型方法、手法などを実際に手を動かしながら説明していただきました。

 〔基本的な成形方法〕
(1)たたら板(同厚みの板)を両サイドに置き同じ厚さに粘土を伸ばす。
(2)お好みの石こう型を利用して器の形を整えていく。
(3)端の処理は折り返して厚みを出したり、所々粘土をちぎって変化を出したり、自由に仕上げていく。

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許斐さんの説明に聞き入る参加者。粘土を同じ厚さに伸ばす説明中。たたら板を2枚重ねるとさらに厚くなるし、薄ければ端を折り返すなどの処理も可能であることなど、手本を見せながら説明。


  石こう型を使っていく手法は初めてという参加者も多く、「へ~!」と想像もしていなかったやり方に驚いていた様子。説明が終わると、参加者全員が作業場にたくさん置かれている石こう型を選び始めました。四角いもの、丸いものなど大小さまざま。許斐さん独特の型も多く、身近にあるもので作られた、例えば紙皿の模様がついた石こう型、アボカドの表皮の模様がついた石こう型など、手に取って驚きとワクワクが混ざったような表情であちこちから声が上がっていました。

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作りたい形を作るために必要な石こう型を探している参加者。手に取った石こう型を見て、作りたい形をひらめいている方もいました。

 作りたい器が決まった方からいよいよ作業スタートです!ひとり1kgの粘土を自由に使って、お好みの器などを作っていきます。

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テントの中で机を囲みながら和気あいあい。初対面の方も多かったですが、少しずつ打ち解け始めました。

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開始後1時間程度で、ほとんどの参加者が完成に近づいてきました。

 ほとんどの参加者は日常的に陶芸をする機会がない方ばかり。手際よく作っていく方もいれば悩みながら作業している方、納得がいかないのかせっかく成形した粘土をつぶして一から成型し直す方等さまざま。数個の作品を作る方もいれば、小さな作品を十数個作ったり、中には20個以上の作品を作られた方もいました。乾燥後の焼成はすべて許斐さんにお任せとなるため何色にどんな風に仕上がるかは出来上がってからのお楽しみとなります。

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模様を刻むために使用する道具も沢山用意されており、こちらの方は葉っぱの模様をいれていました。


 陶芸終了後は、許斐さんの自家焙煎珈琲と揚げ立てのおからドーナツでくつろいでいただきました。許斐さんのこだわり珈琲の香りにドーナツがとても合います。コーヒーカップはもちろん、蔵々窯のもので色も形もすべて違います。コーヒーカップを選ぶのも楽しいですね。

IMG_1007.JPGのサムネイル画像 ドーナツ.JPG
おからドーナツは揚げたてを順番に配布。フワッとしていてとても美味しいと大好評でした。ドーナツにまぶされているのは抹茶と思われた方も多かったですが、こちらはうぐいすきな粉をまぶしたドーナツです。この写真を見ると、窯元ではなく、おしゃれなカフェのようですね。

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参加者からのリクエストにこたえ、許斐さんの1曲ライブ付きの陶芸教室となりました!とても素敵なギター演奏と歌声でしばし時を忘れました。右はギャラリーの様子。

IMG_1020.JPGのサムネイル画像←本日、このワークショップ開催を知った「維和地区まちづくり委員会の会長さんから"維和島みかんの樹オーナー制度"(※2)のもぎたてみかんの差し入れがありました!有難うございます♪

 今回の移住者女子会は、通常の移住者女子会から一歩踏み込んだ形となる趣味嗜好性の高いワークショップ形式です。ほとんどの参加者が初参加というなかなかない顔ぶれでしたが、一つのテーブルを囲みながら粘土をこねていると、徐々に緊張もほぐれて会話も生まれてきました。

 移住者女子会の開催回数を重ねていくにつれ、移住者同士の横のつながりが少しずつ出来つつあるので、今後もみなさんのご意見を聞きながら、趣味嗜好の近い仲間を見つけたり、趣味の引き出しを増やせるような内容で企画していきたいと思います。市外から移住を検討されている方で、この会に参加してみたいという方がいらっしゃれば一度お問合せください。


※ 1:上天草市移住者女子会
市が提供する移住者の女性を対象とした交流会。本市に定住されている移住者の女性であれば、どなたでも参加できます。
<問い合わせ先>総務企画部 企画政策課 地方創生推進室 ☎ 0964-26-5539

※2:維和島みかんの樹オーナー制度
同島が「九州オルレ」(韓国版トレッキング)のコース認定を記念して始まった、維和島特産のみかん類丸ごと1本の樹をオーナーとして申込み、負担金を納入し、自分の手で収穫いただけるオーナー制度。収穫までの剪定・施肥・草刈り・摘果などの栽培管理は園主が責任もって行う単年度の制度です。
<問合せ先>維和地区まちづくり委員会(上天草市役所維和出張所内) ☎ 0964-58-0001

◆蔵々窯
上天草市大矢野町維和1005
☎ 0964-58-0990
営業時間:am10:00~pm6:00
定休日:不定休